2018/1/20

研究所で定年を迎える私。

2018.1.20 事務局 伊藤博章

 

当研究所が大きな曲がり角に来た今、奇しくも(私個人の話で恐縮ですが)60歳定年を迎えることになりました。

今日は診療後の時間にブログでこのことを書こうと思いつき、今朝、通勤電車の中でスポーツと自分とのこれまでの関わりを振り返ってみたのですが、もともとスポーツが得意でなかった私はそうした振り返り自体が初めてのことでした。
世間一般の人と比べ、いわゆるスポーツとは縁遠い人生を歩んできた私は、部活もバスケ・卓球をわずかにかじっただけで、転校などの環境変化の中で、努めて続けることもなく、全面的に文化系?の生活を送ってきました。(世代的にはスポーツ根性ものの時代に育ちましたから『あしたのジョー』に熱中しましたし、そういえばさらに遡って小学校後半はプロレス少年でありました。)

そんな中、細々とですが長く続けてきたのは水泳で、仲間と飲む前に泳ぐという不埒な動機でプール通いをしていた頃もありました(笑)が、何と言っても、泳ぐことの気持ちよさ! 体全体が軽快になり気分も爽快、明るく前向き思考になれるところが最高と思っています。きっとスポーツの楽しさ(の基本)はこういうところにあるのだろうと感じています。
近年、友人たちと沖縄各地の海に泳ぎ、自由自在に美しいサンゴ礁と魚の群れを見ることができているのですが、これもこれまで多少なりとも泳ぐことをしてきたからなのかも、と改めて思います。


スキーも、学生時代は盛んでしたから少しはかじりました。板を抱えて昼間から駅で並んで夜行列車を待つ時代。リフトは一人乗りだけで、今ではまあ見られない?ロープトウにつかまっていきなり頂上まで行き、雄大な景色を一望に、一気に?駆け降りる(転びながら?)のは実に楽しく素晴らしい経験でした。疲れをいやす夜の温泉も、この上ない幸せでした(これらは今も変わりないでしょうが)。

ゴルフも、少々?かじりました。10年ほどでやめてしまいましたが、これも(下手でも)実に楽しかった。東濃に単身赴任した頃、毎晩のように職場の仲間と打ち放し→居酒屋、休みは近場のゴルフ場(これも天然温泉)、という今から思うと実に充実した余暇を過ごさせてもらいました。

山登りも、若いころ少々。中部の山だけでしたが、これはのちにネパールで、アンナプルナ山群の雄大な眺めの中、ポーターとともに村から村へと歩いた旅に、ある意味結実したと思っています(と書けばかっこいいが、要はその後、山はご無沙汰、ということ)。―おっと、それを言うならハイキングやウォーキングもあったな、これならば数限りなくあるゾ…と、書き出せばキリがないので、そろそろまとめに入りたいと思います。

こうして振り返ってみると、競技スポーツは全く苦手で無縁でしたが、旅が好きな私は、アウトドア系に限っては(それも、自由で旅の要素が濃いものを中心に、ということか)案外楽しんできたのかもしれないな、と今改めて思うのです。これは自分にとって新しい発見です。

いま研究所に勤務して、スポーツするにはとても良い環境になったのを機に私も健康づくりをしなければと、昼休み時間にほんの15分だけ(でも一気にノンストップで!)マシントレーニングを始めたら、たちまち不整脈になってしまいました。

今ちょうど60歳。研究所が大変な時だけにもうしばらくここでお世話になることになりました。いよいよ健康に気を遣う必要が出てきたこれからの歳月を、より自然に、より軽く、スポーツに親しんでいきたいと考えています。
その、無理をせず自然に・ふつうに・いつも、けれどもウォーミングアップとクーリングダウンを忘れず、そして人間の体の作りに逆らわず、また使い過ぎずに、正しく運動することの大切さ(と同時に難しさ)を、この研究所は教えてくれたように思います。
こうしたことを心がけることで、ケガや障害を防ぎ、「長く」スポーツを「楽しむ」ことが大事で、そのことが豊かな人生につながるのではないかな、と感じています。

明日の日曜日は阿久比町のマラソン大会(医師・職員とともに出勤しお手伝いさせていただきます)。土曜日の今日は、丘の上にある研究所を明るいうちに出て、散歩気分で歩いて下り、電車に乗ったら途中下車してまた歩き、図書館に寄って帰ろうかな…。
そうそう、歩くことだけは人一倍やってきた私。やっぱりスポーツを語る資格はないようだけれど、これからも歩くことだけは続けているだろうと思います。
そして、今日あらためて思い出したアウトドアの楽しみを、久しぶりに味わってみたい気がしてきました😊

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